十剤論2
二論、通剤。岐伯夫子は言った。「通は滞りを除去できる」。
あるいは皮膚を通し、あるいは経絡を通し、あるいは表裏を通し、あるいは上下を通し、あるいは前後を通し、あるいは臓腑を通し、あるいは気血を通す。
営衛の気を通すことは、すなわち皮膚を通すことである。筋骨の気を通すことは、すなわち経絡を通すことである。内外の気を通すことは、すなわち表裏を通すことである。肺腎の気を通すことは、すなわち上下を通すことである。膀胱の気を通すことは、すなわち前後を通すことである。脾胃の気を通すことは、すなわち臓腑を通すことである。陰陽の気を通すことは、すなわち気血を通すことである。
営衛を通すには、麻黄、桂枝を用いる。筋骨を通すには、木瓜、仙霊脾を用いる。内外を通すには、柴胡、薄荷を用いる。肺腎を通すには、蘇葉、防己を用いる。膀胱を通すには、肉桂、茯苓を用いる。脾胃を通すには、通草、大黄を用いる。陰陽を通すには、附子、葱、姜を用いる。
虚の中に通剤を用いる場合は、少量で軽くても差し支えない。実の中に通剤を用いる場合は、多量で重くても差し支えない。
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