血逆の症とは、血が逆なのではなく、気が逆なのであり、気が逆になった後に血が逆になるのである。血が逆なのに血分の薬を使い続けると、気が順調でなくなり、血はますます逆になる。だから、気を補って血を安定させる必要があるのだ。
気が逆になれば血も逆になり、気が安定すれば血も安定する、これは変わらない道理である。
血は上行すべきではない。嘔吐、喀血、吐血、鼻血は、すべて逆である。
血は洪水のようなもので、水が逆流すれば天下に氾濫し、血が逆流すれば上焦で沸騰する。ただその血を治すだけでは、どうして平和を保つことができるだろうか?だから、補血の中に必ず補気の薬を用いる必要がある。気は血を生じるが、気は血を巡らせるものでもある。この黄耆補血湯が千古にわたって特に優れている所以である。
※黄耆補血湯(黄芪二两 当归一两 肉桂五分)
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