あるいは、発狂の病で、石膏を少量使い、人参を多く使って治る場合があるが、これはまたどういうことか?と疑われた。
曰く、発狂には虚火と邪火の違いがある。邪火による発狂は、必ず多量の石膏、人参を使って、瞬時に回復させるべきである。
虚火による発狂は、人参を専門に使い、瞬時に乱れを鎮めるべきである。石膏は必ず少量使うべきであり、決して併用すべきではない。
もし虚実邪正が不明確で、薬の使い方が間違っていれば、服用後すぐに人を殺さないとは云えない。
[傍注:その通りである。しかし、虚実邪正をどう弁別するのか?舌を診る方法を捨てて、別の弁証法を求めることはできない。正虚で発狂する者は精神が乱れるが、舌は必ず潤滑である。邪実で発狂する者は精神が昂ぶるが、舌は必ず赤黄色で、非常に乾燥して亀裂がある。これで弁証すれば、どうして誤ることがあろうか?]
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