あるいは、石膏は胃火を瀉し、さらに知母で腎火を瀉し、麦冬で肺火を鎮めるので、火は速やかに退き、熱は完全に解消されるはずなのに、なぜ白虎湯を使うと、かえって悪化することが多いのか?と疑われた。
曰く、これは白虎湯のせいではなく、白虎湯の使い方が悪いせいである。火の勢いは異なり、燎原の火もあれば、延焼の火もある。延焼の火は勢いが衰えているが、燎原の火は勢いが盛んである。延焼を救うもので燎原を救おうとすれば、勢いはますます消し去ろうとするほど、その光炎を増すだろう。
人体の胃火も異なり、軽いものもあれば重いものもある。軽いものは延焼の火のようで、少量の白虎湯でその熱を解消できる。重いものは燎原の火のようで、多量の白虎湯でなければ、その勢いを滅ぼすことはできない。もし軽いものを治す方法で重いものを治そうとすれば、どうして火の勢いが天を焦がすほどにならないことがあろうか?陽が亡くなるか、発狂するかである。
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