七方論3
緩方
岐伯夫子曰く、「補上治上、制以緩。」緩方とは、遅らせるという意味である。
上が虚であれば上を補うが、緩で制しなければ、薬は下部に走り、補うことができない。上が病であれば上を治すが、緩で制しなければ、薬は下部に流れ、治すことができない。しかし、緩の方法は異なる。甘味で緩める方法があり、甘味のものはその作用が必ず遅い。昇で緩める方法があり、その気を引き上げて下陥させない。丸剤で緩める方法があり、丸剤にして煎じ薬にせず、上焦に留まらせる。膏剤で緩める方法があり、胸膈の間に粘着させる。無毒の薬で緩める方法があり、薬性が穏やかで、効果も急激ではない。緩治の処方があり、上を補って下を補わず、上を治して下を治さないようにする。
緩方は急を治すものではなく、多くは緩症を治すものである。例えば痿症は必ず緩であるべきであり、脱症は必ず急であるべきである。
『精校本草新編』より
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