十剤論10
十論、湿剤。岐伯夫子曰く、「湿は枯れを去るべし」。夫れ湿と燥は相宜しく、湿を以て燥を潤すなり。然るに燥には気、血、臓、腑に在るの殊あり、内、外、久、近に在るの別あり、未だ一概に用いるべからず。
気燥には辛を以てこれを湿し、血燥には甘を以てこれを湿し、
臓燥には鹹を以てこれを湿し、腑燥には涼を以てこれを湿し、
内燥には寒を以てこれを湿し、外燥には苦を以てこれを湿し、
久燥には温を以てこれを湿し、近燥には酸を以てこれを湿す。
燥は同じからず、虚実を審らかにしてこれを湿せば、宜しからざるなし。
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