十剤論9
九論、燥剤。岐伯夫子曰く、燥は湿を去るべし。夫れ燥と湿とは相反し、燥を用いる所以は湿を治するなり。
然れども湿には上、中、下の分あり、湿には経、皮、裏の異あり、一概に用いるべからず。上にある湿は苦をもってこれを燥し、中にある湿は淡をもってこれを燥し、下にある湿は熱をもってこれを燥し、経にある湿は風をもってこれを燥し、皮にある湿は薫をもってこれを燥し、裏にある湿は攻をもってこれを燥す。
真湿の症は、その症実なり。偽湿の症は、その症虚なり。水湿の真偽を知れば、何ぞ燥剤を用いること難きことあらんや。
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