十剤論4
四論、瀉剤。岐伯夫子曰く、「瀉によって閉塞を取り除くことができる」。淡味で瀉するもの、苦味で瀉するもの、滑らかにして瀉するもの、攻めて瀉するもの、寒性で瀉するもの、熱性で瀉するものがある。
小便を利するものは、淡味で瀉する。肺気を利するものは、苦味で瀉する。大腸を利するものは、滑らかにして瀉する。痛みや滞りを追い出すものは、攻めて瀉する。胸のつかえや火を降ろすものは、寒性で瀉する。腫れを消し血を化すものは、熱性で瀉する。また瀉の中に補を寓したり、補の中に瀉を寓したりすることもある。
淡味で瀉するというのは、茯苓や猪苓を用いること。苦味で瀉するというのは、黄芩や葶苈を用いること。滑らかにして瀉するというのは、当帰や滑石を用いること。攻めて瀉するというのは、芒硝や大黄を用いること。寒性で瀉するというのは、瓜萎や厚朴を用いること。熱性で瀉するというのは、甘遂や巴豆を用いることである。
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