あるいは傷寒が経を伝わり、少陰に入り、手足四逆、悪寒嘔吐、そして身はまた蜷臥し、脈は復た至らず、心煩せずに躁を発す。これは陽は既に外越して陰もまた垂絶するなり。人参を附子の中に用いて、またこれを救うべしや?
曰く:陰陽両絶は、もとより救うべからず。然れども人参を附子の中に用いれば、往々にして生きる者あり。蓋し真陰真陽は、最も絶えやすくして最も絶え難し。一線の根あれば、陽を救えば陽は即ち回帰し、陰を救えば陰は即ち続く。真陰真陽はもとより無形にして、有形に比すべからず。寧ろ参、附を用いて無何有の郷に生気を生じ、断じてまず無功と信じて、人参を尽く棄てて用いず、亡魂をして夜に哭かしむべからず。
[傍注:陰陽はもとより根あり、故に一度根を救えば即ち再び活きる。然れども参、附を同用せざれば、実に根を救い難し。]
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